(2)国会議事堂に英米製の物があるのは隠されたメッセージである!
国会議事堂の見学に行くと、基本的には国会議事堂は日本製の材料で造られているが、3つだけ日本製でない部分がある。一つは、国会の中で一番豪華な「御救所」の天井のステンドグラスはイギリス製である。そして、ドアの鍵と廊下の各所にある郵便ポストはアメリカ製である。これは何を意味しているのか?
郵便ポストという連絡が行き来する場所と、ドアの鍵とドアノブと言う、象徴的なところをわざとアメリカ製にしているのは、メッセージなのである。「情報はすべてアメリカが握っている」というメッセージである。アメリカ側も「君たちの情報は全部我々が握っている」と伝えるためにそのようにしている。ステンドグラスがイギリス製と言うのも「イギリスも覗いていているよ」と言うメッセージなのである。日本政府もそれをわかっていて、アメリカやイギリスに握られていることを承知の上で許している。
議事堂見学者が必ず通る中央ロビーに近代フリーメイソンの仕掛けが隠されている。(飛鳥氏) それが伊藤博文、板垣退助、大隈重信の3人の銅像で、「大日本帝国憲法」50周年を記念して1938年に設置されたものである。ところが四隅に立つべき政治家が3人しかいない。それがグランドロッジの儀式の部屋の四隅に立ち三柱の位置と同じで、柱が1本足りない。→アメリカとイギリスが日本を支配しているという意味である。
国会と言う立法府の鍵を彼らは握っている。法と情報により、彼らが日本を支配していることが象徴的に語られているのである。ここに、欧米と日本の違い、武士道と諜報戦の違いがある。日本には「諜報戦とは卑怯なり」という意識があった。だから敗れてしまった。諜報戦では、アメリカは日本がハワイの真珠湾を攻撃するのも事前に知っていた。(というより、そのように仕向けられていたと考えるべきである) すべての暗号が解読されていたし、日本海軍の何割かは裏切っていたのだから当然だった。そういう情報戦とか攻略戦において欧米は優秀だった。欧米では、決して「スパイ活動、卑怯なり」と言う考え方は無かった。だから、国会議事堂のポストをアメリカが握っているのは、非常に重要なメッセージなのである。
国会議事堂の上に載っている独特の構造がある。(飛鳥氏) 中央にあるのは基本的に階段状ピラミッドであり、その最上階に登る螺旋階段が内部にある。これは近代フリーメイソンの最高位に登る螺旋階段と同じである。近代フリーメイソンは1717年にイギリスで誕生した。彼らのグランドロッジが世界各国に立てられている。国会議事堂と全く同じものがロサンゼルスにある。国会議事堂のデザインは一般公募して、その時は丸い天井が採用された。その丸い天井で1等賞を獲得したのは官僚の渡辺福三を中核とする内匠寮職員有志達だったが、急に、宮内省(当時)の奥の陰がしゃしゃり出てきて設計を変えてしまった。それで今の階段状ピラミッドもどきが上に載ることになった。(飛鳥氏)
近代フリーメイソンの思想からすると、金箔を貼った「契約の聖櫃」の上で向かい合う天使の羽が重なり合い、翼の下の隙間が三角形を作っている。そこから神の目が覗いてモーセと語り合った形がピラミッドアイなのである。議事堂の入り口の4つの角のうち3つの角に立つ3人の政治家であるが、1角だけ柱がないことから、近代フリーメイソンの三位三体を示す。これは欧米キリスト教を支配する三位一体とは違うので、近代フリーメイソンは悪魔の組織と言われる所以である。日本の国会議事堂とイギリスのグランドロッジが基本的に同じなのである。(飛鳥氏)
議事堂の設計にイギリス留学をしていた人間が深く関わっている。最終的に議事堂を今の姿に変えたのは、建築家の辰野金吾である。彼は近代フリーメイソンのメンバーだとされるジョサイア・コンドルの下で学び、1880年にイギリスに留学した。おそらく、フリーメイソンに入会して入門儀式を受けている。
世界最大のピラミッドは日本にある。(飛鳥氏) 高さ3776メートルの富士山がそれである。近代フリーメイソンのシンボルの「目」に相当するのが、宝永年間で爆発した「宝永噴火」である。へこんでいるのが目である。富士山と言う巨大な三角形にある史上最大の「プロビデンスの目」である。あまりにもでかすぎれ、皆気付いていない。
富士山は日本の象徴である。はっきり言って自然物である。つまり、「神の創造物」だから、この国は、イギリスよりもさらに強力なメイソン国家だということになる。大体、天皇家は2千数百年以上も続く世界最古の王族だから、神が富士山を通して、そのことを世界に知らせている。そういう意味で、日本は神の国なのである。山そのものを神として見做すのは世界共通にある考え方であり、日本には山そのものが御神体と言う神社はいくらでもある。富士山は昔、「不死山」と言っていた。不死とは神の象徴であり、日本はとてつもない国なのである。(飛鳥氏)