(15)抗癌剤を効かなくする「反抗癌剤遺伝子」ADG
(医者も患者も洗脳されている)
船瀬氏は著作や講演で、できるだけ多くの方に、現代医療の害を知らせてきた。しかし、今日も病院では何も知らない癌患者が、抗癌剤注射を待っている。無知ほど恐ろしいことはない。それでも、抗癌剤に一縷の望みを託している癌患者も大勢いる。まさに、溺れる者は藁でも掴むの心境である。それは処方する医師も同じかもしれない。しかし患者も医者も洗脳されているのである。いったい誰に洗脳されているのか? それは世界の医療利権を掌握する闇の権力であり、国際医療マフィアである。
(「抗癌剤は無力」とデヴュタ米国立癌研究所所長の証言)
洗脳された医療専門家も「おかしい」と気づく人が現れた。1975年、米国立癌研究所(NCI)
のデヴュタ所長はアメリカ議会で衝撃証言を行った。
「我々は、深く絶望している。抗癌剤の化学療法は無力だった」
米国癌研究所のトップが、「抗がん剤は無効だった」と公的に認めたのである。
「なるほど、癌腫瘍は、抗癌剤で一部縮小することはある。しかし、癌細胞は、抗癌剤の毒性に対して、自らの遺伝子をたちまち変化させ、耐性を獲得して、抗癌剤毒性を無力化してしまう。それは、農薬に対して害虫が耐性を獲得するのと同じだ」
彼は、その遺伝子をADG(アンチ・ドラッグ・ジーン→反抗癌剤遺伝子)と命名している。この遺伝子の存在こそ、抗癌剤無効を決定づけるのである。
(縮んだ癌も5~8か月でリバウンドする)
そもそも抗癌剤はどのように認可されてきたのか? 厚労省のK技官はこう答えた。
「抗癌剤投与して1割癌に縮小が見られたら、有効と判断して認可してきたのです」
それでも残りの90%の癌はピクリとも動かない。たった10%が縮めば認可してしまうとは実に荒っぽい。船瀬氏が「 その判定期間はどれくらいですか?」と質問すると、
「4週間です」とK技官は答える。たった4週間で人間の寿命も決めてしまうのか?船瀬氏は憤慨する。僅か4週間の判定期間は短く不自然である。実は、抗癌剤投与で、いったん縮小した癌も約3か月ほどで再増殖(リバウンド)を始め、急激に悪性化することが確認されている。砂瀬氏は怒鳴りながら質問する。
「なんで半年、1年と経過を見ないのか?」 K技官は「いや、それは…アノ」と口ごもる。
(一時回復後、急に悪化する理由)
4週間以上、抗癌剤の縮小効果を経過観察すると、遺伝子ADGが作動して、癌腫瘍が急増殖を始めるからである。そのリバウンドがバレるとまずい。そこで、抗癌剤効能の判定期間を4週間と極めて不自然な短期間としている。その後、抗癌剤批判の声が高まり、効能判定には・・癌の20%以上が5割縮小・・と基準は一見厳しくなっている。ところが、後の研究で「抗癌剤でいったん縮小した癌も5~8か月で、全て元のサイズにリバウンドし、さらに再増殖が急速に進むことが立証されている。まさに、耐性遺伝子ADGによる癌腫瘍の急増殖、悪性化の恐怖である。
よく、癌で入院した人が、一時驚くほど回復を見せ、その後、また入院し、それからほどなく訃報が届く。この一時的な回復と、その後の急変こそが、ADGの恐ろしい作用である。しかし、様々な癌治療に関する文献に目を通しても、反抗癌剤遺伝子ADGの記述は皆無である。抗癌剤の無効性を決定づける証拠なので触れることはタブーなのであろう。
(抗癌剤は正常細胞も攻撃する)
抗癌剤の恐ろしさは、遺伝子ADGによる再増殖だけではない。抗癌剤は凄まじい細胞毒である。患者に投与する医者は、この毒で癌を叩くために投与する。しかし、生体内で、抗癌剤が、抗癌作用する時、正常細胞も傷害される。つまり、超猛毒の抗癌剤が、癌細胞も正常細胞も区別なく攻撃するのである。これが、抗癌剤の致命的欠陥である。つまり、抗癌剤と言う名の超猛毒は、全身の細胞、組織をその毒性で攻撃する。その急激の犠牲になる物に免疫細胞がある。例えばNK細胞である。NK細胞は、体内を常時パトロールして、癌細胞を発見すると、即、攻撃し、毒性たんぱくを注入し、癌細胞を瞬殺する頼もしい兵士たちである。ところが、抗癌剤を投与すると、その超猛毒は、NK細胞に襲い掛かるのである。つまり、抗癌剤投与は、癌と戦う免疫細胞を攻撃し、殲滅していく。こうなると喜ぶのは、癌細胞だけである。
癌細胞を攻撃するつもりで投与した抗癌剤は、実は癌と戦う味方の免疫細胞を誤爆、殲滅してしまうのである。これはまさに、ブラック・ジョークである。
(抗癌剤の正体は増癌剤である)
癌を攻撃してくれるNK細胞が抗癌剤の猛毒で壊滅する。癌腫瘍にとっては、もはや敵無し状態である。つまり、癌患者に抗癌剤を投与することは、癌と戦う免疫細胞を弱らせ、殺すことにつながる。その結果、癌は急激に増殖し、悪性化する。だから、抗癌剤の正体は増癌剤なのである。