（１２）人類の先祖がいつ生まれたかも計算できた！
歴史波動学を使って、人類の先祖がいつ生まれたかと言うのも計算してみた。9つの波動をパソコンに入れて、これを合成した波動を作ってみた。波が水平線に近づくときに、巨大な変化が起きるはずと予測した。それが２０１１年である。数学的に言うと、これは振り子であり、振っているときに、一番下に来た時が、この状態である。つまり、一番スピードが速い。急激に変化するときがこの辺である。
私たちは、東日本大震災を通じて、最も小さなコミュニティを大事にしなければいけないと意識が変わった。阪神大震災の時も同様である。コミュニティを大事にしようという大変化が起きたのである。とりあえず、これを全部合成したら、どうなるかということを計算してみた。合成した波動を、五島氏は地球波動と名付けた。地球波動が何年サイクルでこの地球にやって来る。そうすると、１３万４４００年とでる。五島氏はこれが一体何なのか、長い間、謎が解けなかったという。
例えば、アフリカで発生したと思われる人類の先祖、ミトコンドリア・イブ、他にも人類がアフリカからどのルートを辿って日本列島にやって来たか、ハブロ仮説とか、いろいろ遺伝子の研究がある。１３万４４００年とは一体何だろうと思っていたら、ある日、インスピレーションで導かれるように本屋に行き、目を閉じて手を伸ばした本があった。そして、その本を手に取り、目を閉じてパッと開いたページを見て驚愕したという。それがアラン・F・アルフォードと言う人が書いた「神が見の遺伝子」と言う本だった。この中に、１９８７年、カルフォルニア大学バークレー校のアラン・ウィルソン、マーク・ストーキング、レベッカ・キャンが現在の人類の先祖は２５万年前～１５万年前に生まれたと発表したと書いてあった。これを通称、ミトコンドリア・イブという。
ところが、１９９２年にこの研究方法に問題があったということで、修正された。再度研究し直すと、我々の先祖、すなわちミトコンドリアDNAの先祖は、９５％の確率で、１３万年前か、あるいは１３万７０００年前と推定された。このほぼ真ん中に、地球波動から出た１３万４４００年と言う数字がある。
つまり、歴史の年表から合成していった、ミトコンドリア・イブとは全く関係の無い数字が、人類の先祖が誕生したと思われる日付にほぼ合致した。
波動から割り出していった地球全体の大きなうねりと、人類の先祖が初めて生まれた年代と云うのがほぼ同じになった。
はっきり言うと、１３万４４００年位前に、アフリカで人類の先祖が生まれたのだろう。それまで猿のような存在であったものが、突如、言語を話し、道具を使い、火を用いて、人間らしくなったということである。先ほど歴史は繰り返すと申し上げた。その観点で行くと、同じようなことが繰り返し起きるはずである。すなわち、１３万４４００年前に猿が突如進化して人間のようになったとすると、そのほぼ同じ１３万４４００年後に我々は何になるだろうか？ 私たちの脳は９５％～９７％は使っていない。脳は未熟であり、だから殺し合いをする。隠された脳の領域が目覚める時が来ているのだろう。来るべき進化を五島氏は「超進化」と名付けた。猿のような存在から人間のようになった波動が、この地球の惑星に来ようとしている。それがいつなのか？ 五島氏は、９つの波動が、ほぼ重なって水平面に来る時期を計算したという。その結果、９つの波動が水平上に重なるのは２０１４年１２月から２０１５年１月であった。つまり、この時期に地球の波動が大きく変わっているはずであると思い、何が起きているか調べてみたという。
マヤ歴によると、２０１２年に地球が終わると言われた。でも終わらなかった。しかし実際には２０１２年の終わりころに太陽の磁場がほぼ消滅した。磁気が消滅したため、異常気象をまねいているのである。太陽の磁場が無くなったということは、地球の磁場が無くなるということになる。
２０１５年前後に何が生きたのか。超進化を象徴している人物が次々と出現している。羽生結弦、２０１４年ソチオリンピック、２月１４日、金メダル。将棋の藤井聡太、２０１５年１０月１８日、史上最年少奨励会３段。１３歳２か月で昇段。２０１６年９月３日、１４歳２か月で４段昇段。最年少プロ棋士記録更新。（現在は７段）
それから、核融合を研究した少年がアメリカから出た。これはジャクソン・オズワルドという少年で、それまではビデオゲームばかりやっていたのだが、突如、１２歳で核融合の研究をし、１３歳になる誕生日の直前に、自力で原子炉をつくったという。 つまり、天才と呼ばれる方たちの出現、更には平凡に暮らしていた主婦の方々も、絵を習ったことがないのに突如、描き始めるとか、そういう現象が頻発していることに気づいたという。
おそらく１３万４４００年前に猿のような存在から人間のような存在になったとすれば、次に来るのはメタ人類である。メタ人類と言うのは経験から学ぶのではなく、神から直接降りてくるのである。今世紀生まれた方々と言うのは、来るべき光の時代に向けての先兵であると思う。（五島氏）