(11)文明の波動は320年周期で過去も未来も全部わかる!
文明の波動は320年周期で展開されていく。これを10倍すると、長期的な地球の文明史が計算できる。320年を10倍した数で人類史を遡ってみる。那須与一物語から突如、人類史の秘密に入っていく。
BC1000年から3200年遡ると、BC4200年になる。さらに3200年遡ると、BC7400年になって、歴史波動学を使うと、ムーとかアトランティスが何年ごろあったかと言うのも推測できる。BC7400年ごろと言うのは、人類の文明は狩猟・採集状態である。つまり、すでにできている物、主として木の実とか、そこにあるものを取って食べて生きていた。こういう生活は天候に左右される。そこから何が起きるかと言うと、心に不満を生じさせる。
BC4200年ごろから、お釈迦様、プラトン、ゾロアスター、諸子百家など、世界中に聖者、哲学者が出始めて、人類に光を与えた。地球の文明史と連動する漢字の意味を考えたら、非常に面白いとこがわかった。
「不」と言う字は、地平線に沈んでいく夕日であり、上の方に光が射してくると、「米」と言う字になる。
AD2200年を過ぎたあたり、つまり今から200年足らずの間、ベテルギウスの超新星爆発とほぼ重なる時期に何が起きるかは予測がつく。下が全部消えて「心」と言う字になる。すなわち、私たちが理想とする心の文明、精神文明が本格的に始まる時期がいつごろか予測できる。
そしてAD5400年ごろ、人類は宇宙へ進出し、水の流れに中を自在に泳ぐ時代が始まり「水」と言う字になる。
天文学的な知識とベテルギウスの話と、歴史波動学の320年説を10倍した数字によって、太陽が昇る方向へ表す人類の進化を漢字に当てはめることが可能となる。
どうしてイネ科によって私たちの食生活が可能か? 大草原には他にもたくさんの栄養のある植物があるのに、なぜイネ科なのか? イネ科は植物の成長点が低いが、イネ科以外の植物は成長点が高いのである。だから、熊とか獰猛な生物がバサッと切ると、枯れてしまう。ところがイネ科の成長点は地面すれすれにある。人間は弱い存在で、最後に出てきた哺乳動物である。だから、木の陰とか岩陰に隠れて、獰猛な生物が荒らしまわっているのを見て怯えていたわけである。彼らが食べ終わった後は、全部取られている可能性がある。でも、しばらくするとまた生えてくる。
何が言いたいかと言うと、「人間でも植物でも、成長点、つまり、腰が低い方が勝つ。謙虚な方が最後は勝つ」 そういう人生の教訓がイネ科の植物から出て来る。漢字と言うのは元々象形文字である。「不」「米」「光」「心」「水」の順でこの地球に夜明けがやって来る。もっと詳細に言うと、マゼランの航海に数字を足したあたり、すなわちあと100年足らずで、黄金文明が来る。それに向けて私たちは準備をしているのである。我々はその先兵として送られてきたのだという。
人生で学んだことは、すべて情報として、魂に、あるいはアカシックレコードに記録されて、それが天上界に行って、バーコードみたいなもので読み取られて、来るべき黄金文明にはこういうことに気を付けよう、貴重な成功・失敗体験をしているのである。だから、成功の幅と失敗の幅は広い方がいいのである。
*BC7400年→狩猟採取の時代→「不」
BC4200年→稲作・米の時代→「米」
BC1000年→世界中に聖者哲学者が出現し、人類に光を与えた時代→「光」
AD2200年→精神・魂・心に目覚める時代→「心」
AD5400年→宇宙空間進出の時代。水の中を自在に泳ぐ時代→「水」