(9)惑星生命体プラネータ
地球は惑星であり、一つの天体である。地球が生物ならば、太陽系の惑星や衛星も生物であっても不思議はない。「生物は生物からしか生まれない」という原則からすれば、「全ての天体は天体から生まれた」ことになる。
天体から天体が生まれるという概念を持った学説は、精神分析医であったイマヌエル・ヴェリコフスキーが主張する理論である。今から4000年前に金星は木星から誕生したと主張した。木星の表面が大爆発することによって、巨大彗星が噴出し、太陽系を荒らしまわった後、軌道が安定して後の金星となったという。
裏NASAはヴェリコフスキー理論が正しいことを認識している。さらに裏NASAは金星=巨大彗星メノラーが誕生した場所を突き止めてる。木星の大赤斑である。大赤斑の下には超巨大火山クロノスが存在する。超巨大火山クロノスが大噴火を起こして、そこから巨大彗星メノラーが飛び出した。
超巨大火山から噴出した巨大彗星はメノラーだけではない。反地球ヤハウェも、今から4500年前に巨大彗星として誕生している。金星と反地球は、ほぼ地球と同じ大きさである。太陽系における比較的小さな惑星、すなわち水星、金星、地球、火星、惑星フェイトン、反地球ヤハウェは、木星から誕生したと、裏NASAは推測している。
地球が一つの生物ならば、その親は木星である。地球生命体ガイアの母親は、木星生命体ジュピターである。同時に、水星生命体マーキュリー、金星生命体ヴィーナス、火星生命体マルス、小惑星生命体フェイトン、反地球生命体ヤハウェは、みな地球生命体ガイアの姉妹である。皆「惑星生命体プラネータ」なのである。特に木星生命体ジュピターは子供を生んだことからわかるように雌である。人間で言えば女性である。地球生命体ガイアと姉妹の惑星生命体プラネータからすれば、母親に他ならない。多くの巨大彗星=子供たちを生み出した超巨大火山クロノスは、その意味でいえば女性器である。超巨大火山クロノスの噴火は陣痛であり、出産でもあるのだ。同様に、地球には巨大なマウナケア火山、火星にはオリンポス火山などがあり、いずれも女性である。裏NASAは他の水星生命体マーキュリーや小惑星生命体フェイトン、反地球生命体ヤハウェも含めて、木星生命体ジュピターの子供は、すべて女性だと分析している。
木星から内側の軌道に存在する太陽系惑星は、皆同じ家族である。木星生命体ジュピターを母親とする姉妹が太陽の周りを公転し、一つの家族を築いている。
地球生命体ガイアを考えるうえで、重要なのはプラズマである。オーロラが存在するのは地球内部でも高エネルギーのプラズマが発生していることになる。生物の体は主に気体と液体、そして固体から成立しているが、プラズマも含まれる。宇宙のほとんどがプラズマで構成されているならば、プラズマの体を持った生物が存在しても不思議ではない。公表されていないが、NASAはプラズマ生命体を確認している。地球の成層圏、宇宙空間にはプラズマの体を持った生物が多数、浮遊している。彼等は、こうしたプラズマ生命体を「クリッター」と呼ぶ。クリッターは地上付近にも降りてくる。火の玉のようなUFOとして報告されている。クリッターはUFOのみならず、未知なる生物すなわちUMAとして認知されることもある。話題となったスカイフィッシュなどもその例である。宇宙空間で目撃されるクリッターとしては、アポロ宇宙飛行士が目撃した宇宙蛍がある。
地球生命体ガイアも気体、液体、固体、プラズマの体を有している。地球内部では強力な地磁気によって、高エネルギーのプラズマが発生している。極端な話、中心部には巨大な火の玉が浮かんでいるのである。金属の内核と液体の外核と重なる形で、地球のプラズマ領域が存在することをアメリカ軍は突き止めている。心霊科学では、人間の肉体のほかに幽体と霊体が重なり合っていると説かれることがある。幽体や霊体をプラズマと見做すことも出来る。その意味で、地球内部に発生した巨大プラズマ領域は、地球生命体ガイアにとっての霊体なのである。気体、液体、固体から成る地球はガイアにとっての肉体であり、プラズマ領域は霊体だとすれば、それは「地球プラズマ生命体ガイア」と呼ぶべき存在なのである。