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歴史の波動とは何か(9)

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(9)次の文明は酸素ではなく窒素を使う文明になる?

 発生生物学的に言うと、地球ができたのが38億年前である。そして、脳と言う集中神経系は、使いすぎると、集中力が高まり過ぎて興奮する。キレるというのは集中力を求め過ぎた結果、起きている。

 5億年前に、集中神経系である脳と言うのが最初に生まれた。ちょうどカンブリア紀である。この数字は結構面白い。これは人間の脳が完成していくプロセスを38億年のスケールで見たのだが、38億年の中で5億年と言うのは、割合にすると13%であり、脳の重さも平均すると8%~13%になるという。一個人の体の中で、脳を支えるための、脳から下の部分の部品を作るのに、これだけの年数を掛けたということである。約87%くらいかけた。最後に頭を作った。これが生命の壮大な歴史の流れの比率とほぼ一緒である。神様が大半の時間をかけて生命の基礎をつくって、残りのフィニッシュの13%で脳をつくったら、脳の重さが13%もあった。

 意識をもとに取り戻すために結構工夫が必要になってくる。幽体離脱した幽体を体の中に入れなければいけない。1つの学問だけを見ると、全体像が見えてこないが、生物学とか地球物理学とかを組み合わせると、神様の驚くべき秘密が浮き彫りになって来る。天文学、生物学、いろいろな秘密が明らかになってきている。

 さらに言うと、大気の組成を見ると、高々21%の酸素がないと、私たちは生きていけないことになっている。78%くらいが窒素である。神様は何のために窒素をつくられたのか? おそらく次の文明はこの窒素を使うのだろうと思うわけである。酸素ばかり使うのだったら、最初から酸素ばかりにすればいいのではないかと思われる。しかし、酸素が25%とかあると、ちょっと触れただけで火事になる。だから、火事にならないように摩擦係数を少し落とすとか工夫すればできないことはない。では、なぜ窒素をつくったのか? 窒素は現在、ニトログリセリンの原料になっている。ニトロと言うのは、血液をサラサラにする。栄養ではないにしても、潤滑油の働きをする。だから、将来的には窒素が使われる文明が来るのではないかと思われる。

 よく不食の人と言って、食べないで生きていける人がいる。これは窒素を栄養に変えているのではないかと五島氏は想像している。マメ科の植物の根っこの部分の根粒菌が、窒素同化作用と言って、そこからたんぱく質を取る。窒素を使ってアミノ酸とか栄養をつくっていく。これは推測だが、豆を食べ続けているうちに、根粒菌の一種が腸内に生息したと仮定すると、食べなくても太る可能性がある。だから、食べなくても生きていけるというのは、腸内の微生物の分布に秘密があるのではないかと思われる。

 マクロとミクロというのは、どっちから入っても、共通点がある。天文学を学んでいても、日々の生活の在り方に気づくことができるし、天文学の知識が無くても、庭の塵を箒で掃きながら、宇宙の真理を悟った仏陀の弟子もいる。つまり、自分に与えられた対象の領域が、家庭内の掃除・洗濯であろうと、大きな仕事をする人であろうと、関係はない。自分に与えられたフィールドの中に宇宙の全ての秘密が隠されているからである。同様のことをヨーロッパ最大の霊能者スウェーデンボルグが言っている。

「なぜ魂が、この世に生まれて来るかと言うと、この世はあらゆる高次元もあらゆる低次元も重なっているからだ。この地球の中に、はるか彼方の高次元の秘密も全部隠されている。目の前の小さな仕事の中に、全ての秘密が隠されている」

 自分の日々の生活が大事であって、あとは心構えである。被害者意識で毎日の仕事に取り組むのか、あるいは非常に尊い仕事を神から与えられて、目の前の仕事に誠心誠意、尽くしていくのか、この心構えによって、現れてくる真理は全然変わって来るのである。


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