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日本人奴隷化計画について(23)

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(23)自民党の、若い世代を貶める教育

飛鳥「今の若い連中は、待ち受け世代なんですよ。10年程前かな、東京で敏ちゃんのあまり好きじゃない某編集長と一緒にレストランに行ったときに、まず、女の子が注文取りに来ました。」

山口「はい。」

飛鳥「彼がビールを注文したとき、その女古賀、タレントの誰かと似ていたので、それをMが言って、僕も「似てるね」って言いました。それで、彼女は行っちゃったんですが、注文したものが何も来ないんですよ。「ああ、これか」と思いました。今の若い人は、頭の中が1チャンネルしかまいんです。だから、何か他のことを言うと、そっちだけ聞いて、あとは覚えていない。それで、今度は男の子のほうを呼んだんですよ。それで、「注文したけど」って言うと、「あ、すみません」という返事でした。そこでわざと、「君、ジャニーズの難とかに似ているね」って言ったら、「ありがとうございます」って言って戻って行って、それっきりです。」

山口「馬鹿なんですかね、それ・・・」

飛鳥「というか、頭に1チャンネルしかないんです。そういう風に教育されているので。」

山口「日本人が劣化しているのは、僕も非常に感じています。僕は特攻隊に行った母の従弟とかいますし、いわゆる傷痍軍人が街角に立ってアコーディオンを弾いてた時代を見ていた世代なんです。戦争の商魂と言うか、まだ戦争の臭いが残っている中で育った。だからやはり、あわよくば、アメリカに仕返しをしてやりたいなと言う、ちょっと恨みみたいなものを持っていたんですよ。「糞、このまま日本がアメリカの植民地になってたまるか」と言うのがあったんですが、今の子たちは、確かにそれがないんですね。」

飛鳥「全くないですよ。ある意味、非常に純粋な子供たちですよ。昨日また、悪鬼話したレストランに行って、若い子が来たからドリンクとトンカツを注文しました。すると、「ドリンクは先ですよね」って聞いてきたので、「いや、違うよ。後にして」って答えると、その子は厨房に戻ったんです。そしたらすぐに、ドリンクを持ってきたんですよ。全然聞いていないんです。もっと言うと、自分たちのスタイルとしては、先にドリンクを飲むものと思っているんでしょうね。思い込みが激しくて、人の話を聞いていないんですよ。」

山口「脇人が街角でしゃべっていると、まるで犬が吠えているように聞こえる時があります。言葉のレベルが、すごく下がっているなと思います。」

飛鳥「だって、形容詞が使えないですから。」

山口「そうなんですよね。言霊が的確に使えない。かなりレベルが低いんですよ。」

飛鳥「そういう風に教育しているんです。はっきり言っておきます。偏差値の偏重で、限界を作ってしまった。」

山口「僕も一部上場の一流企業でサラリーマンやっていましたけど・・・」

飛鳥「某日通。」

山口「某日本通運で。すると、自分は出身大学でここまで行けるなって、大体わかるんですよ。学歴と偏差値で、将来が決まってしまう。夢なんか何もない。」

飛鳥「決まってしまうんですね。「偏差値で、お前たちの限界を思い知らせる」と、自民党の当時の某文化大臣が言っていたんですよ。角帽で暴れる若者を、長い時間かけて、徹底的に教育したんです。」

山口「貧乏人は麦を食え、ですかね。今だとジャンクを食え、ですか」

飛鳥「そう。その途中で、待ち受け世代の前のいわゆるゆとり教育ってやつで、これでもう男と言う男は全部、玉なしになっちゃいました。」

山口「草食男子ですね。肉食女子に食われまくり。」

飛鳥「その後が待ち受け世代。何か言うと、マニュアル世代なんです。マニュアルがないと何もできないから、上司から命令が来るまで動きません。」

山口「うちの事務所では若いのが多いから、僕がいろいろ指導するじゃないですか。そうすると、「熱血なんか古いっすよ」みたいな感じで言われるんです。今時「巨人の星」ですかなんて言われる。」

飛鳥「古くないですよ。私、熱血だし。」

山口「熱血とか、精神論をブル気持ちは全然ないんですけど、もっと志を持てって、僕は常に思っているんです。士魂商才ですよ。やっぱり、日本人は侍のスピリットを持つべきだと思っていて。例えやが尽き刀折れても、死ぬときはせめて一太刀浴びせて、腹を切ろうという気持ちが必要なんですよ。」

飛鳥「そうなんですよ。それが神一厘なんです。基本的にはね。」

山口「それが、若い世代には全然ないんですよね。負けるときは負ける。死ね気で勝つよりあっさり負けた方がいい。」

飛鳥「精魂や精神力が無いように教育されたんです。長い間、数十年かけて徹底的にアメリカの傀儡の自民党が教育したんです。失敗が許されないような教育をしたんですね。結果、どうなったのか? よく、失敗は成功の母とか言うじゃないですか。」

山口「言いますね。乾坤一擲の努力とかしないんですよ。」

飛鳥「今はマニュアル世代だから、失敗のあり得ないマニュアル通りにやらないと叱られるんですよ。そういう会社もあるし、失敗は許されないんです。」

山口「そうして今の若い人が情けないおかげで、オカルト分野ではベテランの飛鳥先生とか僕が生き残れている、と。」

飛鳥「そうなんです。逆説的にほっとしています(笑い)。」

山口「デモ、僕がちょっと可能性があるなと思うのは、まだ「ワンピース」がヒットしているという所です。「ワンピース」のルフィとかを見ていると、徹底的に追い詰められても、最後の最後まで諦めることはしないじゃないですか。あれが若者たちに受けてるという事は、まだ日本人の神一厘の仕組みが発動する余地があるのかな、と思うんです。最後のワンピースは、日本人の諦めない心かなと思います。」


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